遅延のお知らせ
〇〇空港行き〇〇便は、30分遅れの○時○分出発予定でございます。お急ぎのところ、大変ご迷惑を…
搭乗ロビーでゆっくり過ごしていると、そんなアナウンスが流れました。
30分程度だったら、地元の空港から自宅方向へ戻る手段は問題ありません。バスも電車も充分動いている時間帯です。
急にコーヒーが欲しくなり、自販機で購入。少しミルクが入っていて微かに甘く、「帰ったらあったかいお風呂が待ってるなぁ🛀」などと呑気にコーヒーをいただきました。
当然の結果として、トイレに立つのですけども😅
さらに遅延のお知らせ
〇〇空港行き〇〇便は、さらに45分遅れの○時○分出発予定でございます。新しい搭乗お手続き開始時刻は改めてお知らせ致します。お急ぎのところ、大変ご迷惑を…
トイレから戻るか戻らないかのうちに、そんなアナウンスが聞こえてきました。
この時点で何時だったか…まだお店は開いていましたね。それもあったのでしょうが、その日だけ有効(多分)のクーポン券のほか、交通手段がなくなった場合に領収書と一緒に提出する書類(航空会社が上限金額はあるが補償してくれる)が配布されたのでした。
さらにさらに遅延のお知らせ
その後、急きょ別の機体を手配しているというアナウンスが流れ、さすがに疲れを感じました…が、空港職員の皆さまは、刻々と変わる状況の把握や手配にどんなに大変だったことか。
各所へ連絡だけでなく、私たち乗客からの問い合わせにも対応しなければなりませんものね。
仕事だから、という一言だけではないものを感じました。
書類を受け取ったり、チケットの確認をしていただく際に「ありがとうございます」と何度かお伝えできてよかったです。
タクシーが来ない
出発時間が分かった時点で、タクシーの予約をしておけばよかった。
そう思ったのは、人影まばらな地元空港に到着したあとでした。同じ便に乗り合わせた方達と、互いに同じ方向の方がいないか確認したり、タクシーを呼ぶ手段を探ったりしたのですが、深夜の空港…なかなかうまく行きません。
ただ、日付が変わる直前に最終のバスが出ることを教えて下さった方がいて(感謝)、駅方向に行けばタクシーが拾える確率が高くなりますよ、とアドバイスしてくださった方もいて(感謝)、そんな皆さんと最終バスに乗り込んだのでした。
最終バスからタクシーへ乗り継ぐ
さて、バスで皆さんと駅まで出ると私にとってはかなり遠回りになってしまいます。
途中の停留所で降りれば、自宅まで徒歩20分ほど。いざというときは自分ちまで歩きかな…怖いけど。そんなことを考えつつ外を眺めると、なんと思ったより交通量が多い!
タクシーもちらほら。そこで、途中で思い切って下車しました。
すぐに空車のタクシーが通りかかり、無事に自宅まで戻ることができたのでした。
とても感じの良い運転手さん。
疲れた心身に優しさが沁みました。ありがとうございました。